法律に関すること
犬の登録・狂犬病予防注射を受けさせましょう
「狂犬病予防法」(注1) により、犬の飼い主には以下のことが義務付けられています。
- 犬の登録をすること(犬の一生に1回のみで以後登録の必要はありません。)
- 狂犬病予防注射を犬に受けさせること(毎年1回)
- 鑑札・注射済票を犬に装着すること
- 引越しや譲渡などにより犬の登録事項に変更がある場合や、犬が死亡した場合には届出が必要です
※これらに違反すると狂犬病予防法(注1)により20万円以下の罰金に処せられることがあります。
旭川市動物の愛護及び管理に関する条例(旭川市動物愛護条例)

令和3年4月1日、旭川市動物の愛護及び管理に関する条例が施行されました。
犬・猫の多頭飼養の届出について
旭川市動物の愛護及び管理に関する条例において、犬・猫(生後91日以上)を合計で10頭以上飼う場合、「あにまある」に届出が必要になりました。
詳細は、下記のページをご覧ください。
飼い主さんのマナーについて
「犬」について
犬の放し飼いはやめましょう!
- あなたの犬が万が一人に危害を加えたりしたときに責任は取れますか? 交通事故に遭ったりしてもいいのですか? 飼い主の目が届かないところでエキノコックス感染の原因となる拾い食いをする危険もあります。
- 犬が我を忘れてパニックになってしまったときは、普段どれほど大人しくて優しい犬でも、何をしてもおかしくはありません。そんなときに犬を制御できるのは飼い主だけです。犬をしっかりと制御できるよう、犬は2m以内の引き綱をつけて散歩させましょう。
- 自分の犬は大丈夫だからとノーリードで散歩させることも放し飼いとみなされます。
ふんの後始末
- 犬舎の周りはもちろん、公の場所及び他人の所有地をふんで汚染させることはしてはいけません。飼い主のマナーとして環境は清潔に保ちましょう。ふんはきちんと片付けましょう。
避妊去勢
- 予期しない妊娠出産の防止のため、避妊去勢手術をしましょう。
「猫」について
猫は室内飼いに努めましょう!
- 外は危険がいっぱいです。交通事故に遭う等大けがをしてしまうかもしれません。
- 迷子になり戻ってこないかもしれません。
- 野良猫から病気をもらってくるかもしれません。
- 近隣住民への糞尿等の被害を起こすかもしれません。
避妊去勢
- 予期しない妊娠出産の防止のため、避妊去勢手術をしましょう。
災害対策
人とペットの災害対策
飼い主がペットのためにすべき備え
- 人間の備蓄品と同様に、ペット用品の備蓄をしておく (下記の備蓄品リストを参照)
- ケージやキャリーバッグの中に入ることに慣らす
- 人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないようにする
- 普段から首輪をして、鑑札や迷子札をつけておく
- 各種ワクチンの接種と寄生虫の予防、駆除
- 決められた場所で排泄ができるようにする
- 体のどこでも触れるようにしておく
※この他に犬の場合は、「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけができていると、いざという時にも飼い主の言う事を聞くようになります。
災害がおきたら
突然の災害でペットもパニックになり、興奮状態になることがあります。噛まれたりしないよう注意しましょう。
また、飼い主の動揺はペットにも伝わります。落ち着いて、普段通りの声掛けをすると、ペットを落ち着かせるよう努めてください。
避難指示があった時や自主避難する時
ペットと一緒に同行避難をしてください。旭川市は全ての避難所で同行避難が可能です。
しかし、盲導犬等を除くペットは、他の避難者に配慮し、建物内ではなく、グラウンドや倉庫が飼育場所となりますので、備えにもある通り、ケージやキャリーに入れるように慣らしておきましょう。
備蓄品リスト
優先順位 1
命や健康に関わるもの
- 薬・療法食
災害時には手に入りにくくなります。 - フード、水
支援物資が届くまで、5日分以上、できれば7日分以上用意しておくといいでしょう。 - 予備の食器、リード(伸びないもの)
優先順位 2
ペット用品
- ペットシーツ (猫はトイレ用の砂)
- 排せつ物の処理用具
- タオルやブラシ
- 予備のリードや首輪
優先順位 3
飼い主や動物の情報
- 動物の写真
迷子になった時にポスターを作ったりするために使えます。 - 動物の飼育記録や飼育手帳
持病やかかりつけの動物病院、食事の量や階数、ワクチンの接種歴などを記録しておいたものがあれば、一時預かりをお願いする際などにスムーズに情報が伝えられます。
最も大切なことは、まずは
飼い主が無事だからペットを守れるということを忘れないように